DEX(敏捷)ってなに?(6版&7版)
クトゥルフ神話TRPGのキャラクターってどうやって作るの? その1で能力値(ステータス)について簡単に解説したのですが、もうちょっと詳しく解説します。
※今回の記事は、クトゥルフ神話TRPG(6版)と新クトゥルフ神話TRPG(7版)を比較する記事です。
購入する際はお気を付けください。
【DEXも色々】
DEXとはDexterityの略で、敏捷性(びんしょうせい)のことを指すステータスです。
では、敏捷とはどういう意味かと言うと、動作が素早いなどのことで、クトゥルフ神話TRPGでは、DEXが高いと回避の技能の初期値が高かったり、戦闘の際に、遠距離武器を持つキャラがいなければ、DEXが高いキャラクターが先に動けたりします。
しかしこのDEXは、決して速さだけを現すわけではなく、強風の中、キチンと立っていることができるか、繊細な仕事ができるかどうかなど、自分の体をうまく使えるかどうか……器用さの面も重視するステータスなのです。
・6版のDEXとは
3d6(6面ダイスを3回)を振った合計が値のDEX数値です。
因みにDEXが0になった探索者は幸運のロールにに成功しない限り、肉体のコントロールができなくなります。
・7版のDEXとは
3d6(6面ダイスを3回)を振って、その合計値に×5をした値がDEXの値です。
別に6版より強くなったわけではなく、DEXは1d100(100面ダイスを1回振る)で判定することがあるので最初から判定しやすくなったわけです。
因みにDEXが0になった探索者は、肉体のコントロールができなくなります。
6版のように、幸運のロールを振ることはできません。
【DEXの使い方】
じゃあ、どういうときにDEXを技能として使えばいいのかと言うと、例えば…
・後ろから目標の人物の財布を気づかれずに盗む
・露店の型抜きや折り紙を綺麗に折る
・単純に短距離走など
これらもDEXで判断してもいいのかもしれないです。
また、7版では、物を隠す、気づかれないように操作するなどの、手先の器用さを表す技能『手さばき』があります。
僕の場合は、この技能の上限を決めるときは、『DEXと同じ数値である』と制限をつけ、プレイヤーに作ってもらいます。
勿論、これはハウスルールになりますのでご注意くださいませ。
【まとめ】
個人的なことを言うと、一番好きなステータスだったりします。
このDEXが高ければ高いほど、機敏でスタイリッシュな忍者みたい感じがしてかっこいいからです。
ただ、僕の作ったキャラは他のステータスが低すぎて、ネズミみたいと言われた悲しい過去があります。
しかしネズミだろうとなんだろうとDEXが高ければ危機的な場面で必ず役に立ちます。
そんなわけで、これを読んだ皆さんはLet’s忍者プレイ!
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