ハウスルールってなに?
【ハウスルールとはそもそもどういうものなのか?】
昔、『大富豪』ってトランプゲームを、友達同士でやった際に、自分の知ってるルールが適用されず、逆に自分の知らなかったルールが適用された場合があります。
というか、そもそも『大富豪』なのか『大貧民』なのかもわかりませんし、『ナポレオン』って呼んでいた人もいます
まあ、でもこれ、大富豪の話がしたいわけでもありません。
つまりは、ハウスルールと言うのは、ある特定の場所、団体、サークルなどによって適用されるルールです。
【クトゥルフ神話TRPGにおけるハウスルールについて】
もちろん、クトゥルフ神話TRPGにもそういうのがめちゃくちゃあり、TRPGイベント行くごとにその場所でのハウスルールがあるんじゃないかなと思います。
クトゥルフ神話TRPGの場合だと、元になっているちゃんとしたルールがあるので、それを見たKP(キーパー:ゲームマスターと同じ役割)が「この手順だと、進行がスムーズにならないなぁ」とか「俺だったらこうするのに」みたいな感じで、ルールを少し変えたり、付け加えたりします。
こんな感じでハウスルールを作ることによって、そのTRPGが盛り上がったり、逆に盛り下がったりします。
具体的に、どういうハウスルールがあるのかと言われると、イベントによって違うのでなんとも言えませんが、昔行ったイベントでは、『軽くドライブするだけで、毎回、『運転(自動車)』の技能の成功判定を振らされて、ちょいちょい事故る……』なんてことがありました(クトゥルフ神話TRPGでは、通常の運転では、『運転技能』は振らなくていい)
【ハウスルールを運用する際の注意点】
このハウスルールですが、できる限り、事前に参加するプレイヤーに言った方がいいです。
さっきの『運転』の話ですが、このイベントに一緒に行った友人は怒っていました。
って言うのも、KPが事前に伝えなかったからですね。
もちろん、こんなことで怒るべきでもないのかもいしれませんが、時と場合によっては、プレイヤーは離れていきます。
ドッジボールやりにきたのに「今日開かれるドッジボール大会は、ボールを使わずに、相手にピンポン玉をぶつける、『ピンポンドッジ』をやります!」って言ったら、「は?」ってなりますよね。
それと一緒で、クトゥルフ神話TRPGは100面ダイスを振って、物事の判定をするのに、「今日は100面ダイス使いません。つうかSANチェックも、キャラシも使いません」ってなったら「え……」っなります。
もちろん、クトゥルフ神話TRPGはルールがたくさんあるし、ルール通りにやらないほうがスムーズな場合もあるので、ルールを変えることが悪いわけではありません。
なので事前に、細かい部分はいいとしても、明らかにプレイヤーが困惑しそうな基本ルールを変える場合は、「今回は、こういうのがあるよ」って伝えるとトラブルは少ないです。
何を取り入れ、何を削るか……そこら辺のバランスはKPのセンスが問われたりします。
まとめ
ハウスルールがあるのが悪いわけではないですが、ハウスルールを作る場合は、慎重に作った方が良いですし、プレイヤー側も、イベント中にそういうのに怒るのではなく、『いつもと違う雰囲気』を味わうのがお互い新鮮かなと思います(もちろん、度を越した場合は駄目です)
肝心なのは楽しくやることですからね!
因みに、ここまで偉そうに書いておいてなんですが……僕が開いている『クトゥルフ神話TRPGのイベント』は魔改造しまくりなので、きてくれるプレイヤーの皆さんには、申し訳ないなと思い、震えながら布団に入る日々です。
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