狂気ってなに?

前回の記事でSANチェックについて書きました。
では、SANチェックに失敗すると、現在の正気ポイントが減ることがわかりましたね。
ただ、このSANチェックが失敗した時の現在正気度の減少ですが、減ったら減ったで、その減った数値によって、キャラクターに様々な症状が出ます。
気絶したり、パニックになって逃げだしたり、幻覚を見たりと様々です。

では、どういった時に、そのような症状が出るかを紹介します。

『一時的狂気』

例えば、貴方の目の前に血まみれのボールが宙に浮いていたとします。貴方はビックリしてしまい、SANチェックをすることになりました。そして失敗し5ポイント減ることになりました。

では、ここで100面ダイスを振って、アイディアの数値以上を出してください。

アイディアの数値『以上』です。アイディアとは、クトゥルフ神話TRPGにおいて、直観力やなにかを理解する力です。
そして、クトゥルフ神話TRPGにおいて、基本的に100面ダイスを振って、判定したい技能の数値以下を出すことで『成功』になりますし、数値から上を出せば『失敗』となります。

「じゃあ、なんでアイディアの『数値から上』をださなくちゃいけないんだよ」って思うかもしれません。

何故かというと、ここでアイディアを『数値以下』を出して、『成功』してしまうと、「このボールは今、人を殺したばかりかもしれない。この血まみれなのも、きっと誰かを殺した後なんだ。不思議と殺意のようなものを感じ取れるうわあああああ!!!」
となってしまいます。

逆にアイディアの『数値から上』を出して『失敗』すれば、「なんか怖いけど、なんで怖いかはわからない」と理解するのを拒否してしまいます。

では、次に、このアイディアの『数値以下』を出してしまった場合、探索者の精神に一時的に狂気的な症状がでます。

ヒステリー、早口でブツブツ言う、奇妙なものを食べたがる……など、他にも色々あります。

この症状はゲームマスターが決めてもいいですし、クトゥルフ神話TRPGの基本ルールブックにも書いていますので、それを参考にしてもいいです。

この症状は、数分の間、もしくは数時間続きます(ゲーム時間内で)。しばらくすると、軽い恐怖症を残してゲームに復帰できます。

この1回のSANチェックで、正気度ポイントが5ポイント以上減ってしまうと発生してしまうことを『一時的狂気』と言います。

『不定の狂気』

で、次に、キャラクターが1時間以内に(ゲーム時間で)SANチェックに失敗し、探索者の現在の正気度ポイントから5分の1以上(端数切り上げ)減ったとします。

その場合、ゲームマスターの判断で、6面ダイスを振って、出た出目×数か月(ゲーム時間内で)、様々な狂気的な症状が続きます。

それはクトゥルフ神話TRPGの基本ルールブックを参考にしてもいいですし、自分で考えてもいいです。

そして、『一時的狂気』と違って、この『不定の狂気』は、すぐに症状が出なくてもよいのが特徴です。

『永久的狂気』

では、次にこの正気度ポイントがなくなってしまった場合は、1年、もしくは一生涯、狂気的な症状が出続けます。

こうなってしまうと基本的には、探索者は普通の生活ができず、精神病院などに送られ、ゲームオーバーになってしまいます。

もちろん、ゲームマスターが許可すれば、色々なケアを受け、退院したとかでも構わないです。ただその場合、キャラクターの容姿などは、恐怖的な体験により、酷く変わっていることもあるでしょうね。

あと、異常な人物なのに社会に溶け込んでいる人たち(サイコパス)や、邪神を崇め、神話生物の一部を体に宿しているような人たちも、もはや正気度ポイントはないでしょう。

なので、ゲームマスターとプレイヤーが話し合って「正気度ポイント0になっちゃったけど、楽しくなりそうだからそのキャラクターまだ使おうよ」みたいなことがあれば、そのキャラクターをまだ使っていいと思います。

そうです。楽しければいいのです。

『まとめ』

結果的に言うと、クトゥルフ神話TRPGは正気度ポイントが低いと不利です。

なんですが……ここがクトゥルフ神話TRPGの『肝』でもあります。

この狂気的な症状が楽しかったりします。

友達同士で、狂気的症状(早口、ヒステリー、自殺癖)の演技をして、仲間内で楽しむなんてのもクトゥルフ神話TRPGの大事な遊び方です。

僕がゲームマスターしているときも「早くSANチェックして、俺を発狂させてくれ!」なんてことを言う人もいました。

もうなんかそういう人に関しては、リアルに狂人だと思う今日この頃ですけどね。

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