TRPGする時に本当に大切なものってなに?
よくTRPG関係のSNSを見ていて、「楽しい!」って感想もあれば「嫌な事があった」というのも見かけます。
そういう感想やトラブルの意見を見ていく中で、自分にとって、「TRPGで本当に大事なもの」ってなんなんだろうってのを最近思ったりします。
そんなわけで、今回は、自分がTRPGをオフラインやオンラインでやってきて、本当に大切なものってなんだったのかを書きますので良かったら、参考にしてくださいね。
人から聞いた話や自分の体験などを交えて主観100%で話をします。
んじゃあ、いってみましょう!
心許せる友達
これさえあれば他はいらないんじゃないかって思います。自分のブログでしつこいぐらい書いていますが、殿堂入りです。
気軽に聞きたいことも聞けますし、遅刻しても勝手に始めればいいし、寝落ちされても、キャラクターも寝たことにすればいいし、シナリオが変な方向行っても(ラスボス倒さずに、ラスボスの館から、段ボールに乗って逃げたり)笑い飛ばせばいいし、変なキャラがいても(頭に戦艦を乗っけているギャルとか、ママチャリから降りられない人とか)ゲラゲラ笑えばいいし……
TRPGやっていると起きてしまうのが、人間同士のトラブルです。
「そのシナリオ矛盾多いよね」、「キーパーリング力がまだまだだね」、「ちゃんと勉強してから来いよ」、「周りと比べて、ロールプレイ下手だな自分……」
とか言われた、もしくは思ってしまったってのはよくあります。
よくあるんですが……一握りです! その場所やその人達がたまたま自分と合わなかっただけで、自分に合う人たちってのは必ずいます。
なので、TRPGを嫌いになる前に、自分に合うベストな場所を探す旅をしてほしいなって思います。
協調性
さっき、必要なのは友達と言いましたが、気軽に見つかれば苦労しませんし、どうやって探せばいいかはわかりません。
なので、ここからは『お互いに初対面同士』を想定して書きますが、1番大切だと思うのは『協調性です』
よくTRPGでベテランについて聞いた時に『ロールプレイがどれだけうまくできるか』、『TRPG歴がどれくらいか』という意見もあります。
それも大事かもしれませんが、僕はそれよりも、協調性が大事だとと思っています。
じゃあ、TRPGにおいての協調性って何なのかと言うと……。
・初対面やちょっと話しただけで、いきなりタメ口や距離が近くなっていないか?
・遅刻や、何かあった時に、すぐさま、報告、連絡、相談はしているか?
・ゲームマスターの判定に対して、一回一回ゴネてないか?(ただこれはゲームマスターが暴君の場合もある)
・過度なメタプレイをしていないか?(神話生物のデータをすぐ洗いざらい言ってしまう)
・キャラクターの感情重視で、シナリオに絡まないなどの行動をしていないか?
以上です。
他にもあるのかもしれませんが、自分なりに聞いた中で、多かった意見をまとめてみましたし、過去に、自分がプレイヤーで体験した時やSNSなどで、こういうことでトラブルになっています。
もちろん、これが友達同士なら許されると思います。友達だからタメ口でしょうし、シナリオに非協力的でも、それはそれでアドリブでふざけあったりできます。
が、初対面だと、お互いの『適切な空間』というものが、まだ決まっていません。相手が伸び伸びとした距離でTRPGをやりたいのに、自分が距離を詰めすぎると相手は困惑します。
なので、初対面同士のうちはお互いの距離を保ちながらやった方が、面白いものが生まれると思います。
で、なんやかんや言っていますが、これに関しては深く考えすぎない方が良いです。「楽しすぎてテンションあがったら迷惑かな?」、「自分だけ提案しまくったら、しゃしゃりすぎかな?」とか考えはじめたらキリがないです。
最低限のことだけ(上に書いたような)守れば、あとは好みの問題と、その時の雰囲気だと思うので、微妙なラインはその時、その時の空気を感じ取ってください(TRPGの場所によって、なりきりロールプレイがしたい派だけの場所、なりきりロールプレイが嫌だって場所など、様々です)
TRPG中に実際起きたことトラブル編:04困ったプレイヤー(TRPG以前の話)
ルールブック
正直、ルールブックはあった方がトラブルは少ないです。
何故かと言うと、オンラインセッションとかで、自分がルールブック未所持だと、確認とかで、進行が遅くなっていく場合があります。
TRPG中に実際起きたことトラブル編:02ルールブック未所持問題
あと、単純に、見てて面白いです。
図鑑みたいな感覚で神話生物一覧、呪文、動物や、ラヴクラフト作品などに出てきた人物……そしてなによりもTRPGをやる上でとても大事な考え方が書かれています。
最初は情報量にしんどくなるかもしれませんが、とりあえず見たいところだけ見るだけでも楽しいですよ。
ただ、僕個人の意見としては、無理に買わなくていいっていう意見は昔から変わらないです。
右も左もわからない初心者が、ただ、「TRPGの雰囲気を知りたいなぁ」、「色々経験してから……」って言っているのに対して「買えや! 買わないやつはTRPGプレイヤーじゃない!」って言うのは、僕は違うと思います。
最初のうちは
①興味の持ったTRPGを体験しに行く(※初心者歓迎やルールブックなくても大丈夫レベルの安全なイベント会場やお店、ゲームマスター探しをまずはやってください。ここで変な所に行ってしまうと二度とやりたくなります)
↓
②何度か体験するor周りでできそうな人を探す(ルールブックを買ったはいいが、周りにやる人がいないと悲しいから)
↓
『③ルールブックを買う』
の流れがいいです。
まずは体験すること、楽しむことがが大事だと思っています。
ただ、ゲームマスターやるのであれば、ルールブックは絶対に不可欠です!
ゲームを進める時、最低限の知識などが必要になってきます。最悪、知識がなくても、手元にルールブックがあれば確認できますので必要です。
で、どんなルールブックを買えばいいかは↓の記事を参考にしてください。
クトゥルフ神話TRPG6版と7版の違いってなに?
快適な環境(オンラインセッション限定)
これは、自分の体験談ですが、恥ずかしい話、歳を取ってから、オンラインセッション(通称:オンセ)をやったら腰が痛くなりました。
その時の装備が、パソコンの前に座り(地面)、スタンドマイク、イヤホンでやったのですが、もれなく、首と耳と腰がやられました。
そこから座椅子を買い、ヘッドセットにしたら、快適になりました。
TRPGは長時間遊ぶ(2~3時間以上)ので、オンラインでやる場合は、快適な環境にした方が良いです(もちろん、オフラインでやる場合も過酷すぎる場所は駄目です)
ただ、昔友人とオンラインでTRPGをやった時、毎回、友人が快適な布団にくるまりながらプレイをしていて、毎回寝落ちしていました。なので、快適もほどほどに!
その他Q&A
他にも大事な物はあるのですが、ぎゅっとまとめると、少なくなりました。
Q:ダイス(サイコロ)は必要ないの?
あった方が良いですが、オンラインセッションだと、ネット上にウェブダイスってのがあります。
オフラインセッションでも、貸し出しをしてあるところがあります。
Q:紙やペンは必要ないの?
あった方が良いですが、ネットだとメモ帳はあります。オフラインセッションでも携帯とか使えますし、キャラシの裏とかにも書けますしね。
Q:TRPG歴は必要ないの?
正直必要ないと思います。ゲームマスターをやるのなら、そのゲームの最低限の知識は必要ですが『TRPG歴が長いかどうかより、気遣いができるかどうか』の方が重要だと僕は思っています。
Q:ロールプレイ力は必要?
ロールプレイは正直楽しいです! ただ、それが必須かと言われると僕は、『あくまでも楽しむ要素であって、資格ではない』というのが本音です。
まとめ
まとめると、常識の範囲内で遊んで、深淵に進みたいと思ったらルールブックを買って、最高の遊び相手を見つけて、楽しくプレイしてほしいなって感じです。
あまり、偉そうなことは書きたくないし、考え方は自由なのですが、やはり人間同士のトラブルは多く、そういう部分は蓋をせずに共有したいです。
トラブルは多いのですが、その100倍、楽しいことが殆どってことも伝えたいです(そうそうトラブルはおきません)
なので、もし自分がTRPGをやっていて嫌なことがあった時は、「そこがあわなかっただけ」と思って、TRPGを嫌いにならないでほしいなぁと思います。
なんか、結論が、基本的にいつも同じようなことを書いている気がしますが、TRPGは面白いよってことです。語彙力のない締め方で終わろうと思います……すいません!
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