TRPG中に実際起きたことトラブル編:04困ったプレイヤー(TRPG以前の話)

2021年12月8日

かれこれ、クトゥルフ神話TRPGをオンラインセッションで5年程度、オフラインだと5年程度やってきました。

(オンラインとオフラインの違いは『TRPGってどこでやるの?』を参照にしてください。)

少ない年数ではありますが、色々な人とやると多少のトラブルはつきもの……。

なので、今回は実際にあったことを紹介したいと思います。

こういうネガティブなことを書くのはどうかと思うのですが、うまい話ばかり書いて、そういうことにフタをするのは好きじゃありませんし、あくまでもこれは1例に過ぎないので、何かの参考にして頂けたらなと思います。

今回紹介するのは『困ったプレイヤー』です。実際プレイヤーとやゲームマスターとして参加した時に、「この行動はどうなんだろう」と言うのを、他の参加者やゲームマスターなどに聞いて、「良くない!」と同意してもらったものを軽く書いていこうと思います。

あまりこういうことを書いてしまうと、TRPGをプレイしづらくなってしまうかもしれませんが、仲良い場所ならいざ知れず、初対面同士だと自分の過ぎた行為で嫌われる場合があるので、ちょっと参考にしてみてください。

ただ、最初に言っておきますが、こういう人たちはめったにいないのでご安心ください(自分のイベントでもいなかったと思います)。

【ため口】

これ結構ありますね。初対面なのにため口使ってしまう人。ため口を使う人に話を聞くと「仲良くなりたい」、「友達のつもりで接している」という回答も結構多かったです。
決して悪気がないのはわかるのですが、確実にやめた方がいいです。「自分がため口を使われても大丈夫だから」って言う人もいるのですが、相手がそうかどうかはわからないことが多いです。
敬語だから仲良くなれないってわけではないので、まずは相手の気持ちになって考えてみるのが良いと思います。

もちろん、仲良くなったり、思わずツッコんでしまう場面もありますが、「最初から友達!」みたいなノリでいくと、相手に嫌なイメージがついてしまいます。

で、もしこういう現場に遭遇したら『ゲームマスターに相談する』、『二度と行かない』、『自分がゲームマスターだったら、明らかに距離が過剰なら注意する』のどれかを選択するのが良いです。

 

【ゲームマスターじゃないのに、何故かゲームマスターの代わりに発言するプレイヤー】

プレイヤーの自分がゲームマスターに相談や提案した時に、なぜかゲームマスターが答える前に、そこのTRPGイベントの常連だと思われるプレイヤーが先に答えるみたいな現象がありました。
自分が「これは〇〇しても良いのですか?」と聞いたら、何故かその人が「そこは駄目だよ。しっかりやろうよ(何故かタメ口)」みたいな感じで、毎回その人が答えるということが、何度もあり、その人がその場を支配していて、自分はやる気を完璧になくしました。

ゲームマスターもゲームマスターで、注意するわけではなかったので、そこはそういう文化だったのかもしれません。が、自分は正直嫌だったなぁってのが本音です。

で、もしこういう現場に遭遇したら『ゲームマスターに相談する』、『二度と行かない』、『自分がゲームマスターだったら、そもそもそういう行為が異常であることに気づいてあげる』のどれかを選択するのが良いです。

 

【仲間に過剰に指示する】

仲間を完璧にコマにするタイプの人です。「お前、アレやれコレやれ」と王様のごとく指図して、軍隊のようなチームができてしまうことです。
常識的に考えて、嫌われるのでやめましょう。
で、もしこういう現場に遭遇したら『二度と行かない』、『自分がゲームマスターだったら、そもそもそういう行為が異常であることに気づいてあげる』のが良いと思います。

 

【過度な遅刻。連絡のない遅刻や欠席】

TRPGと言うのは、基本的には、同じ時間に集まって、同じ時間に終了するもので、凄く時間に制限がかかる遊びだったりします。

途中から参加できそうなシナリオ』だったり、『キャラクターシートの書き方がわかっていて、自分がキャラクターを作れる人』だったら、途中から参加してもなんとかはなると思うのですが、基本的には遅刻しない方がいいです。

自分がキャラクターの作り方さえわからなかったり、そのシナリオが『全員が揃わないとできないシナリオ』だったら、みんなで遅刻した人を待つことになってしまいます。
その結果、時間が押してしまったり、オフラインなら、会場の撤収時間に間に合わなくなったり……みたいなことがおきます。

初対面同士でそういうことが発生してしまうのは、お互いに凄く嫌ですよね。

それでも、人間だから遅刻してしまうことはあると思います。電車が止まったり、仕事や前の予定が押していたり……。

なので、遅刻が絶対に悪いわけではありません!

ただ、毎回「遅刻しても良いや♪」って気持ちはやめた方がいいです。そして、連絡のない遅刻や欠席は絶対にやめましょう。

で、もしこういう現場に遭遇した場合。まずは、自分は遅れる場合は『どういう事情でもいいので、早めに連絡する(遠くからくる、前の予定が遅れる、会場の場所わかんねーよ!)』や、『電車の乗り換えのアプリで、予め到着時間などを確認しておく』などをしておきましょう。

で、待つ場合やゲームマスター側の場合は『キャラクターの自己紹介などをお願いする』、『プレイヤーの自己紹介をする』、『今回のシナリオをざっと紹介する』と、なんとかして時間稼ぎをしましょう。
なんらかの事情で遅れてきた人に対して、イライラしてただ待つだけの時間は、空気が悪くなってしまいますからね。

僕のイベントではボードゲームやったりして、『ボードゲームの優勝者にはキャラクターシートの技能を増やす』なんてことをやったりします。
ただ、明らかにTRPGイベントに支障が出る場合は、遅れてくる人にはお断りを入れた方がいいかもしれませんね(先に集まってくれている人たちに迷惑がかかるので)

 

以上! ではないのですが、書いていて長くなったので、前編後編にわけます!

で、勘違いしてほしくないのは、『ここらに書いてあることに当てはまるからTRPGやっちゃいけないんだ』ってことではありません。悪気や迷惑が掛かってると思わずやってしまっていることってあると思います。
そういう行為が『人によっては嫌な気持ちになってしまう人もいるんだ(特に初対面)』というのに気づいて、次から気をつければいいだけの話だと思います。

以上、TRPG以前の話を書きました。TRPG中の話は次の記事で書くことにします。

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