10月24日クトゥルフ神話TRPG主催体験レポ

実際に、クトゥルフ神話TRPGに興味を持ち、「やってみよう!」と思ったものの、周りにできる仲間が見つからず、しかしいきなりネットで仲間を見つけたり、直接イベントに行くのは初心者には敷居が高い…。

そんな不安を抱えている人もいるかもしれません。

当ブログ、【初心者のためのクトゥルフ神話】では、定期的に初心者向けクトゥルフ神話TRPGのイベントを開催しています。

 

しかし、「どんな感じでやってんだよ! こちとら中身を知りたいんじゃい」と思われるかもしれません。

そこで、この記事では、実際にイベントの様子をざっくりと書いて、そういった不安を取り除く手助けができればいいなと思っています。

 

んなわけで、10月24日はクトゥルフ神話TRPGを主催しました。

【参加者は、男性4名】

今回のシナリオは当イベントのハウスルールの学生(公式のルールとは別)のみという職業にしています。
このルールは割とえげつなく、職業技能のポイントでは『学問系の技能にしかポイントを割り振れない』というもので、本当に自分が必要とする技能が欲しかったら『個人的な興味のポイント(INT×2)』で割り振る必要があるのです。

しかし、INT×2しかポイントがないということは、2つ~3つぐらいしか好きな技能がとれません。
なので、仲間との連携が必須な上に、自分がどういう役割かを演じるかが凄く重要なシナリオとなっております。

そういう制限が多いシナリオなので、早速キャラクターシートを作る段階から、「わー俺のキャラシのステータス低い―!」、「俺のステータス低いー! 能力値がー!」など、ダイスを振る段階で、かなり盛り上がり、見ていて楽しかったです。

 

で、シナリオに突入するわけですが、今回のシナリオは、深きものと言う半魚人が人を殺している場所を発見した探索者たちが、自分の命を狙われるので、それをどうにか探索しながら回避するというシナリオです。
まず、探索者たちのキャラクターが濃かった! 文武両道の喧嘩番長(DEX(敏捷)、STR(筋力)、CON(体力)、STR(体格)が基本的に高い)、そして、男女ともに中二病のキャラが来て、最後に至って普通の男の子がきます。この至って普通の男の子が最後、大変化を遂げます。

話が進んでいく中で、面白いなって思ったのは、プレイヤーのノリの軽い提案がたくさん出てきたのが好きでした。例えば、人の家に侵入した時に「自分、体を鍛えているので、この部屋にあるグラップラー刃牙全巻読んだら、近接戦闘にプラスのボーナスつきませんかね?」とか「自分の家庭は、親から見放されているので、もうちょっと夜遅くまで探索できませんかね?」 、「弓道部なので、部室に行って、弓とか矢を大量に盗んでいきたいです」などなど。

なんというか非常に、若者らしいロールプレイがたくさんでてきて楽しかったです。

 

他にも、こういうTRPGだと、自分の装備の強化や、シナリオを進めようというプレイが多い中で、普通の男の子のキャラが「どうしてもこの町(今回の舞台で、自分が生まれ育った町)のことについて調べたい」というキャラクター的なロールをしてくれました。

が、しかし、図書館でその男の子のキャラはファンブル(致命的な失敗)を出してしましました。

普通なら、情報を教えなくても良いかなぁと思ったのですが、純粋にこのシナリオに興味を持つというロールプレイがとても嬉しく、僕自身もふざけたアドリブを効かせようと思い、「あなたは普通なら、何も情報を得られないのですが……いやそれどころか、ファンブルを出したあなたは頭をぶつけて、気を失ってしまいました。その薄れゆく意識の中で、誰かが呟きます。緑色の翼を生えたタコのような化け物が……『おお、クマモト(探索者の名前)よ。一生懸命情報を得ようとする貴様に、この町の歴史を教えてやろう……』そして、あなたはSANチェック(正気度チェック)です!」みたいな感じで、とっさにシナリオにはない悪ふざけをしましたら、みんな楽しんでくれました。

そしてこれが後に伏線となるのです。

【どうでもいいアドリブが伏線になる】

そんな感じで、話は進んでいき、最後、探索者たちは、自分たちが『海に潜む神話生物の子孫』であることと『この町がその神話生物たちに侵略され、自分たちは生贄にされる』ということがわかり、それを止めるために、今回の首謀者である町長に戦いを挑みます。
町長対学生探索達、飛び交う刀や弓、呪文など、ファンタジーみたいな戦いを経て、遂に町長を倒すのですが、普通の男の子のキャラが力尽きてしまいます。

どうしようかなぁと思ったのですが、試しに幸運を振ってもらったら、低い出目で成功しました。なので、なんか軽いノリで来てるのでいいやと思い……
「では、クマモトは力尽きる中で何か声が聞こえます『おお、クマモトよ。こんなところで死ぬとは情けない。貴様に力を授けよう……』、その瞬間! 貴方の体から皮膚が落ち、全身、鱗が生えた化け物に進化しました! 技能を2d100減らしてください! 槍の技能が80%になります」

と、さっき、図書館でクトゥルフ様のお告げを聞いたし、このままキャラロストもかわいそうだし、どうせエンディングなので、プレイヤーに許可をとり、そのまま神話生物に変化してもらいました。

他にも、イベント中にファンブルしたら、『探索者に釘が刺さった(1d6)』みたいな処理をしたのですが、あまりに探索者たちが、ファンブルしまくって釘が刺さりまくるので、アドリブでラスボスの町長が「あんなに釘が刺さったのはなぜだと思う? 私が呪文で呪いをかけていたからだ!」と勝手な伏線回収をしました。

割とこれがTRPGの楽しみ方の一つで、『どうでもいいことが話の伏線回収になったりします』

例えば、ゴブリンが小さな村を襲撃するというシナリオがったとして、そのゴブリンの数をダイスで適当に決めたら、『98人』という数字が出たとします。それを後々、プレイヤーが「このゴブリンを裏で操っている奴らがいる! こんな小さな村を98人で襲うなんて馬鹿げている!」とか言ったりしても面白いなって思います。

それが真実かどうかはゲームマスターが決めることですからね(あくまでも決めるのはゲームマスターです)

今回のシナリオで言ったら、他にも、劇中で最初に出てきた深きもの(ただの敵)がいるのですが、プレイヤーの一人が「これ、町長の親父なんじゃない?」とか言ったのが面白く、急遽、その深きものは、町長の父になりました。

【みんなで物語を作る】

以上、そんな感じです、TRPGは同じシナリオをやっても、絶対同じ展開にはなりません。ダイスのランダム性や、プレイヤーの一人一人の個性によって、毎回新しい発見ができます。
それが本当に見ていて楽しいです。

特に自分のゲームマスタースタイルは、『全員でいい物語を作りたい』なので、今回みたいに、その場その場で、設定が生まれてくるのは本当に好きでした。

本当に楽しい空間をありがとうございました。

これからも当イベントでは、楽しさを追求し、ここでしかできないクトゥルフ神話TRPGを提供できたらと思いますので、よろしくお願いします!

以上レポっす! いあいあ!

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