12月17日クトゥルフ神話TRPG主催体験レポ

実際に、クトゥルフ神話TRPGに興味を持ち、「やってみよう!」と思ったものの、周りにできる仲間が見つからず、しかしいきなりネットで仲間を見つけたり、直接イベントに行くのは初心者には敷居が高い…。

そんな不安を抱えている人もいるかもしれません。

当ブログ、【初心者のためのクトゥルフ神話】では、定期的に初心者向けクトゥルフ神話TRPGのイベントを開催しています。

しかし、「どんな感じでやってんだよ! こちとら中身を知りたいんじゃい」と思われるかもしれません。

そこで、この記事では、実際にイベントの様子をざっくりと書いて、そういった不安を取り除く手助けができればいいなと思っています。

んなわけで、12月17日はクトゥルフ神話TRPGを主催しました。

【参加者は、男性2名 女性1名】

今回はリピータの方が2名と、新規の方が1名参加してくれました。

リピータの方は当イベントで7回使ったキャラクターで、半魚人(になってしまった)の学生と狂人のペスト医師、新規の方は狂信者という……非常に『濃い』メンバーでした。

【自分の状況をうまく使う】

今回のシナリオは、館に閉じ込められた探索者、気づけば自分の体から砂が出ている……。その館から脱出するというシナリオ。

プレイヤー達も肝が据わっており、サクサクと探索し、順調に進んで行ったので、特に今回は山場はないかな?と思いました。

しかし、中盤になって、一番死ななそうなキャラクターがファンブルを連発し、こけて釘が刺さったりして、何度も三途の川を渡りそうになっていたりと、こういう『順調に進まないのが』TRPGだなと改めて思いました(その参加者は今日のために、わざわざマイダイスを買ってきたのに、そのダイスがファンブル連発するという……)

そんな感じで、なんとか戦闘を避け必死で生き残ろうとするプレイヤー達、中でも一番面白かったのが『敵との戦闘の時』

館の中に『スケルトン(骨の怪物)』を用意したのですが、陽気に歌っていたスケルトンが、探索者が自分の部屋に入ったことにより、怒って襲い掛かると言う仕掛けがありました。

プレイヤーはそこで無駄な戦闘を回避するために、「説得したい!」と提案しました。しかし、僕は「骨の化け物だし、怒っているので、説得は難しい」と答えました。

するとプレイヤーは「武装を全部外し、自分に敵意がないことを伝えます! 全力で!」と進撃の巨人のアルミン(多分言った本人は知らないと思います)みたいな行動が面白かったので、「では説得に+30(その探索者は説得初期値)して、説得3回成功したらいいですよ」と僕は言ったら、見事三回連続成功し、スケルトンと仲良くなりました。

他にも子供のグールがいて、さっきのように説得し、仲良くなるのですが、そのグールは「この館は滅びるけど、僕はこの館にいる。だって僕は君たちと違うし、外の世界に言っても迫害される」ということを言ってそこを動かないというシーンがありました。

それに対して、プレイヤーの一人が
「では、「でも、僕はこういう顔だよ」と言って包帯を取り、顔(半魚人フェイス)を見せます」

続けてもう一人のプレイヤーが「そうそう俺もこんな感じ(血ぬなれたペストマスクで言う)」

更に他のプレイヤーが「気にしない気にしない(邪教のローブを被った狂信者)」

そして最後に半魚人のキャラを持つプレイヤーが「他にもほら、喋るサソリもいるし(前のシナリオで手に入れた物)、君一人じゃないよ(半魚人スマイル)」

まさかの化け物同士の友情が見れると思いませんでした(失礼)

クトゥルフの世界にはグールの集団もいるし、深きものという半魚人の集団もいます。決して彼等は『善なるもの』ではありません。残虐な本性も秘めていたりします。しかし、だからと言って、ただのやられ役ではなく、彼等も彼等で生きています。

僕たち、人間の見えないところで、こう言った人外同士のコミュニケーションがあるんだろうなっていう想像が膨らむようなロールプレイが見えてとても楽しかったです。

そんな感じで終盤まで進んでいき、サクサクっとラスボスも倒して、グールになった子供を助け、化け物一行は一緒に仲良く脱出しました。

【技能が全てではない】

当たり前ですが、プレイヤーのリアルなアイデアを出すのもTRPGの一つの楽しみだったりします。

あと、自分の役職や容姿、趣味嗜好とうまく絡めてアイデアを出すと、状況が有利になるのもあるのですが、自分のキャラクターが深堀されます。そうすることによって愛着もわくのではないでしょうか。

もちろん、アイデアを提案するのが必須ではありません。中にはもちろんリアルアイデアが得意ではない人もいるし、一番問題なのは自分のアイデアが許可されなかった時に「なんでだよ! 納得がいかない!」という人もいます。これは本当に良くないことです。

なので、状況を有利にするために、リアルにアイデアを必死に出すというより、自分のキャラを楽しく動かせるロールプレイみたいな考えで、何かを提案してみるのは結構面白かったりします。
(状況を打破するアイデアとかじゃなくても、無邪気なキャラだから木に登ってみたり、おばあさんに優しくしたり)

ただし、周りの迷惑になりすぎてしまったり、そこのイベントの文化と違う場合はやめた方がいいのかもしれないですが(自分も以前、ニートのキャラだったので「母親に話しかけたい」と言ったら、ゲームマスターに「それ意味のある行動ですか?」と言われ却下されたことがありますし←サクサクシナリオを進めたい派のイベントでした)

周りが許される空間なら、ちょっと自分のキャラを深堀するような行動や、その世界を楽しむような行動をしてみてください。それがもしかしたら後にみんなを救うかもしれませんよ。

以上そんな感じです! このシナリオは最初に作ったもので、かなりシンプルな展開なのですが、何度、見ても飽きないです。
プレイヤー達がサクサク進むと「お、なんかそろそろ仕掛けるか」とか頭をフル回転しますし、逆にピンチになると「お、なんかしなくては!」とハラハラします。

ゲームマスターなのでプレイヤーとは立場は違いますが、自分は自分なりに楽しませてもらっていたりします。
それが本当にありがたい限りですし、自分も自分でパーティの一人としているつもりです。それが人間のパーティだろうが人外のパーティだろうが、一緒に物語を作っていけたらなと思いますのでよろしくお願いします。

以上レポっす! いあいあ!

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