7月1日クトゥルフ神話TRPG主催体験レポ
実際に、クトゥルフ神話TRPGに興味を持ち、「やってみよう!」と思ったものの、周りにできる仲間が見つからず、しかしいきなりネットで仲間を見つけたり、直接イベントに行くのは初心者には敷居が高い…。
そんな不安を抱えている人もいるかもしれません。
当ブログ、【初心者のためのクトゥルフ神話】では、定期的に初心者向けクトゥルフ神話TRPGのイベントを開催しています。
しかし、「どんな感じでやってんだよ! こちとら中身を知りたいんじゃい」と思われるかもしれません。
そこで、この記事では、実際にイベントの様子をざっくりと書いて、そういった不安を取り除く手助けができればいいなと思っています。
んなわけで、7月1日はクトゥルフ神話TRPGを主催しました。
参加者は、女性3名、男性2名※満席
今回はリピーターの男性2名、と新規の女性3名が参加してくれて満席となりました。
最初に当イベントでは、キャラクターを作ってもらい、職業をランダムで決めてもらうのですが、今回は暴力団組員、殺し屋(当イベントのオリジナル職業)、警察、放浪者、探偵を使ってもらいました。
最初っからクライマックス
今回のシナリオは、洞窟内で失踪した調査班を探索者(キャラクターと同じ意味)連れ戻すというシナリオ。
シナリオの構成としては、アクション性が強いもので、水泳したり、登ったり、避けたりと、アトラクションみたいな感じで進むのですが……なんだろう、もう最初っから面白いの連続でした。
まず、警察は当イベントでは、装甲10の防護服を着ているので、早々ピンチになることはないのですが、水泳の技能を連続でファンブルを出し、速攻で溺死しかけるという事態。
これ以上、溺死させるわけにはいかないと、泳ぎが得意な殺し屋が他のキャラを引率して、水の中に潜るのですが、毎回、殺し屋だけが、一人泳ぎ切るという事態。
何故か、序盤の池の水を泳ぐだけで、パーティがピンチになりかけているので、ヤバいと思った参加者が「池の水を飲んだら、水泳技能にボーナスはつきませんか!」と謎の提案をしだす。「んなの無理に決まってるだろ!」と思ったのですが、これは、面白かったのでOKしましたw
他にも、池のワニをおびき出すために、ニシンを池の中に放り投げる予定だったのに、投擲をファンブルしたため、思いっきり地面に叩きつけ、ニシンが四散したり、女性の参加者(殺し屋のキャラ)が「犠牲になった調査班の死体を池の中に投げてワニをおびき出しましょう!」と提案したら、他の参加者がドン引きしたりと最高でした。
最後までクライマックス
そんな感じでドタバタと進んでいき(主に池の水しか書いていませんが)、途中、暴力団のキャラが未知なる駄菓子(土味)を食べ、発狂しだして、銃を乱射しているところに、放浪者が謎のカヌレを食わせ、6ダメージを暴力団のキャラに叩き込み、荒療治で正気に戻したと思ったら、喋るサソリを見て卒倒したり中々にカオスでした。
クライマックスでは、敵に一斉に襲われるところでも、池の水にみんな足止めをくらったり、池の水がこんな恐怖になるとは思いませんでした。
で、各々がピンチになっている中、探偵だけが、最後の最後まで、SAN値も耐久力もノーダメージなのは笑いました。
全力で楽しもうとする姿勢がとても嬉しかったです
以上、こんな感じなのですが、もうなんか今回のイベントはネタの宝庫でした。
正直、僕自身はそこまでなにか特別なことはしていないかなって思います。参加者一人一人が状況に対して、提案したり、笑ったり、驚いたりしてくれたので、そこに『楽しい』という空間が生まれました。
ダイスの目ももちろん状況の変化に役に立ったのですが、なによりも参加者自身が、あらゆる状況に対して「こうしたい!」と色々な提案をし、全力で楽しもうとする心が本当に楽しかったです。
終わった後も、直接や、ツイッターなどに感想などを言って頂き、本当にありがとうございます。
これからも当イベントでは、楽しさを追求し、ここでしかできないクトゥルフ神話TRPGを提供できたらと思いますので、よろしくお願いします!
以上レポっす! いあいあ!
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