『TRPG性の違い』ってなに?
TRPGをやっていると自分の中でTRPGを楽しむポイント……自分の中でのTRPG性が1人1人違ってきます。
細かく分けるとキリがないのですが……
・みんなで協力して慎重に進めたい
・好き勝手に暴れたい
・自分のキャラを成長させていきたい
・キャラクターシートを細かく作っているのが好き
とキリがないです。
そしてこういう『TRPGを楽しむポイント』は人によって違うので、同じイベントに『みんなで協力して慎重に進めたい』と『好き勝手に暴れたい』な人が来てしまうと、自分の中でのTRPGの考え方が、お互いにぶつかってしまうことが起きます。
こういうのを『TRPG性の違い』と巷では言っています。
で、自分のTRPGイベントを8年以上も主催していると、参加者によって「ここ楽しかった!」や「ここ。もう少しこれしたかった!」というポイントが違ってきます。
大きく分けると、『普通にクリアしたい』のか『ロールプレイをガツガツやりたい』の2種類でした。
(※参照:ロールプレイってなに?)
今回の内容
大きく分類すると二つ
普通にクリアしたい派
シナリオそのものを進めていくのが楽しく、ロールプレイもそこまでしない感じです(「『~~ですか?』と聞きます」みたいなプレイスタイル)
ロールプレイをガツガツやりたい派
その名の通り、自分が制作したキャラになりきって、時には脱線したりってのを楽しむ感じです。
イベントの方向性にもよる
で、TRPGのイベント自体が『普通にクリアしたい』のか『ロールプレイをガツガツやりたい』のか、どっちの方向性になるかってのは、その場の参加者の空気にもなるのですが、イベント主催者の方向性もあるのかなと感じています。
例えば、そのKP(キーパー:ゲームマスターと同じ意味)が、なりきりプレイでNPCなどをロールプレイたっぷりで表現した場合、「あ、結構ロールプレイやっても大丈夫な感じかな?」とプレイヤーも思います。
ただ、その逆もしかりです。KPによっては「無駄なシーンをやらないでください」とか言う人もいる場合があります(もちろん、プレイヤーに任せるKPが殆どの気はしますが……)
TRPG性の違いで、TRPGを嫌いにならないでください
これ当たり前ですが『0か100』ではありません。『少しロールプレイして、キャラの個性を出しつつ、寄り道せず、シナリオクリアを楽しむ』みたいな人はたくさんいますし、他にも色んなTRPG性もあります。『ガチ勢だらけ』だったり、『身内だけだからおふざけしかない』とか色々です。楽しみ方は人それぞれなのです。
そう楽しみ方は色々なのです。人によって自分の中でのTRPGは違うのです。
なんでこういうことを書くかっていうと、いざ「TRPGをやりたい!」って思って、どっかのコミュニティに行ったはいいが、そこの雰囲気に馴染めないなんてことはよくあります。
しかし、そこで「つまらなかった。故にTRPGやるのやめるわ……」みたいな感じになると僕は悲しいです。
その場に馴染めなかったら「その場の方向性、そのゲームマスター、そこにいるプレイヤー、謎の何かが合わなかっただけ」と思ってほしいです。
さすがに何回も色々なコミュニティに行って「TRPGクソやんけ!」って思ったらやめてもいいです。その時は本当に申し訳ない……と思うばかりです。
ぶっちゃけ、TRPGは多様性が高く、即興演劇みたいな感じにもできるし、みんなで話し合い、協力するコミュニケーショングループワークみたいなこともできますし、ただ飲み会のノリでダラダラともできます。
なので、色々な考え方の違いはあり、そういう参加者同士のトラブルは絶えないです。
ですが、TRPGというものに興味を持って入ったのに、そういう理由でやめるのはすごく残念です。色々なTRPG……と言うか、色々なコミュニティの雰囲気を知ってほしいと思います。
どの雰囲気も嫌だったら、自分でコミュニティを作ってしまえばいいのです。
そうやってあなたのTRPGを見つけられたら、貴方のTRPGライフは完成です。
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