クトゥルフ神話TRPGってどんな感じでやるの?
さて、クトゥルフ神話TRPGを実際にやるには、キャラクターを作ってみましょう。ってなるのですが……その前にクトゥルフTRPGを、どういう感じで遊ぶのか知った方が良いじゃないかなと思います。
なので、まず全体的な流れを言うとですね……。
【クトゥルフ神話TRPGで使う道具を用意します(リンク参照)】
↓
【キャラクターを作ります】
↓
【物語の進行をします】
↓
【物語を解決する】
終わりです。
って書いても、これじゃどんな感じでやるのかイメージがつかない人も多いと思います。
なので、もうちょっとだけ、主にサイコロの使い方を詳しく解説したいと思います。それでもざっくりですけどね!
まずゲームマスター(GM)が物語の進行をします。
GM「貴方たちは目が覚めると深い森の中にいます。どこかわかりません。周りには大きな紫色の木があります」
それに対し、プレイヤー(PL)がリアクションをします。
「えーコワイー」とかでも、「寝直します」とかでも、いいのですが、提案をしても良いと思います。
PL「GM。俺は『目星』を使って、この森に紫色の木以外に、なにかないか、見つけてみたいぜ?」
この『目星』というスキルは、なにか細かいものを見つけたり、気づいたりするのに使うスキルです。
「え、この人、なんで、スキルなんて持ってるの?」とかは今は忘れちゃって大丈夫です。忘れてください大丈夫です。
とPLがこのような提案をしてくるので、GMはそれに対し、そのスキルを使っていいかどうか言います。
GM「いいですよ。では、その『目星』が成功か失敗かを判定するのでサイコロを振ってください」
PL「了解。では目星は『70』持っているので、サイコロを振ります」
この『70』というのは、このプレイヤーが操作するキャラが『目星』というスキルを『100%中の70%持っている』ということです(「え、この人、なんで、そんな数を持ってるの?」なんて考えなくて大丈夫!)
で、『70』という数字が、何を意味するかというと、サイコロを使って、『目星』が成功したかどうかを判定するのに使います。
じゃあ、どんなサイコロ使うねんって話なのですが、クトゥルフ神話TRPGに必要な物ってなに?で紹介した100面ダイスを用意します(10の位と1の位があるやつね)
次に、その100面ダイスを振ります。サイコロの出目はいくつですかね? 僕は36でした。この場合、『目星』が『成功』となります。
なんで成功かというと、36という数字には、そこまで意味はありません。ここで重要なのは『70以下の数値を出したかどうか』です。
逆に100面ダイスを振って、出目が『86』だとします。この場合だと『目星』が『失敗』したことになります。『70以上の数値を出したから』です。
別に70以上ならなんでも失敗になります。『90』でもいいです。なんなら『71』でもいいです。たった1足りなくても、失敗は失敗です。
補足ですが、このキャラクターが目星を『80』持っていた場合、『80以下なら成功』になります。目星が『40』なら『40以下なら成功』になります。
すっごく長くなりましたけど大丈夫ですかね? 大丈夫です。とりあえず100面ダイスを振れば、GMが失敗かどうかを教えてくれます。
では、そんな感じで目星が成功したので、その結果をGMがPLに伝えます。
GM「では目星に成功した貴方は、この森で紫色の木以外に、小さなネズミの姿を確認します。しかしそのネズミは4つの目があります」
みたいな感じで、GMは成功の結果を伝えます。失敗の場合は「残念! なんもわかんなかったよ!」でもいいし、「小さく動くなにかがいそうだ」みたいな、ぼやけたことを言っても良いです。
PL「うわーコワイー。ではそのネズミがなにか泣いたり喋ったりしてないか、『聞き耳』してみたいです。『聞き耳』は『50』持っています」
と、このように更にPLが提案してくることがあります。さあ、ここでおさらいです。聞き耳を成功するのには、100面ダイスを振って、どの数字を出せばいいでしょうか?
そうですね。『50以下』です。『50以下』だしてしまえばこっちのもんです。
PL「ではサイコロ振ります。コロコロ。うわーまじかぁ……」
GM「ん? どうでした? ん? ん? ん?」
PL「100面ダイス振ったのですが、『82』でした」
GM「では『聞き耳』は『失敗』ですね! では、あなたはネズミに耳をすまそうとしましたが、何も聞こえませんでした」
PL「うわーどうしよっかなぁ。もう寝直そうかなぁ……」
みたいな感じでクトゥルフ神話TRPGは進んでいきます。
基本的な流れは【GMが状況説明】→【PLがスキルを提案】→【100面ダイスを振って成功か失敗かを判定】→【GMが成功or失敗の結果を伝える】みたいな感じですね。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、やってみると意外にシンプルだったりします。わかりずらいのはただ単に、僕の説明不足なのかもしれません。
でも、書いてみてわかったことがありまして……
結論! 実際やった方が早い! プレイ中に何十回もサイコロを振ることになるし!
スキルとかについては違う記事で解説したいなと思います。
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