誰かとTRPGやるときに気を付けることってある?

2023年12月12日

TRPGは基本的に、人間同士でプレイするものなので、気を付けておいた方がいいことがあります。

と言っても、あまりこういう堅苦しい話はしたくないのです。ですが、自分が実際に体験したことなので、あくまでも参考にしていただければと思います。

【TRPGをプレイする前に確認すること】

・道具の確認

これは一番大事だと思います。
そのイベントが『ルールブックが必要なのか?』『サイコロ等が必要なのか?』『事前にキャラクターシートは必要なのか?』など、確認をした方が安全です。
普通は、必要なら必要なものが書いてあるものなのですが、中には「それぐらい当たり前じゃん」みたいな人もいるので気をつけたほうが良いです。

特にオンライン上では、『ルールブックが必要かどうか』は確実に確認したほうが良いです。オフラインと違って、ルールブックの貸し借りができないからです。

必要な道具についてはこちらの記事をどうぞ→クトゥルフ神話TRPGに必要な物ってなに?

 

・初心者だけど大丈夫かどうか

初心者歓迎』と書かれた場所なら別にいいのですが、確認もせずにそういうことが書かれてない場所に行くと、場の流れについていけず、確実に自分自身が空気と化します。
それだけならまだいいのですが、あわあわと混乱していると「お前、マジふざけんなよ」みたいなことを言われることもあります(めったにないですが)

なので、初心者でも大丈夫なところに行きましょう。
ただ、初心者にも二つの意味があるようで、僕は『そのゲームのルールもTRPGもなにも知らない人』向けにゲームマスターをすることを意識しているのですが、中には『そのゲームのルールは把握してるけど、TRPGをやったことない人』を初心者だと思っている人もいます。

どちらが正しいとかではなく、人によって認識の違いがあるので、最初に『TRPGを全く分からない』なのか『TRPGはわかるけど、そのゲームのルールがわからん』なのか『ルールはわかるが、TRPGをやったことない』なのかを、ハッキリとイベントの主催者に、伝えたほうがいいのかもしれません。

初心者だけど不安って方はこちらの記事をどうぞ→クトゥルフ神話TRPGを初心者とプレイして困ることってあるの?

 

・日時の注意

日程などの確認もそうなのですが、一番重要なのは『そのTRPGイベントが、何時間で終わるのか』ってことです。

TRPGは早くて3時間ぐらいプレイするものだと思ってください。今、ドン引きしましたか? そうなんです。長いんです。映画1本見れちゃいます。
もちろん、中には早いものもあるし、体験会だとそこまで時間はとらないと思いますが、それぐらいの覚悟はあった方が良いです。

しかもこれ、早くて3時間です。長かったら5時間以上やります。

更に言うと『そのTRPGイベントが1回で終わるのか』っても重要です。

そうです。一回で終わらないものもあるのです。中には5時間×10回とかもあったりします。
TRPG好きだと割と楽しいのですが、初心者からすると「マジか……」ってなりますよね。

オフラインだとイベント会場の時間の都合などがあるので、終了時間もわかっているし、1回で終わるものも多いかと思いますが、オンライン上だと長々とやったりするものが多いです。

なので、最初に時間は聞いておいた方が良いです。オンライン上では、終了時間がわからないことが多いので、次の日仕事だと、確実に危ないです。

 

【TRPGをプレイ中に覚悟すること】

最初に言った通り、人間同士でやっているので様々な問題が起きます。ここでは書ききれないので、最低限のことだけ書きます。

・置いてきぼりにされる

置いてきぼりにされるのも、2種類あって、1つ目は『身内ノリみたいな変な空気ができている』です。
そのイベントがリピーターばっかりで、初めて行く自分がついていけないみたいなのがあります。

これに関しては、新しい村に行く感じだと思うか、ゲームマスターとそこのプレイヤーたちが、頑張ってその人を暖かく迎えてほしいです。

2つ目が『ルールが理解できず、まったくわからん』という問題。

プレイしたはいいが、そのゲームがまったく理解できないって状況です。そして、『ゲームマスターが教えてくれない』『聞くような雰囲気じゃない』という最悪な状況があります。

僕は、とあるオンラインセッションで『ルール知らなくてOK 初心者歓迎TRPGイベント』で、こんな感じになり、ついていけず、空気になり、3時間近く、無になりました。

ってこともあるので、ルールを完璧に把握していくか、違うTRPGイベントに行くことをオススメします。

用語についてはこちらの記事をどうぞ→クトゥルフやTRPGで覚えといた方が良い用語ってある?

 

・変な人がいる

変な人も2種類いて、1つ目が『ただ変な人』です。

変な発言をしたり、変なプレイをしたりなどです。
これに関してはその人を楽しむのも良いし、不快であれば、その人がいる場所には行かないという選択もできます。

2つ目が『プレイスタイルに文句を言う人』です。
「なんであの時、○○しなかったんだよ」とか「その行動なんか意味あるの?」「お前のせいで~~」

これ、結構います。TRPGに限らずいます。一番タチが悪いのは、本人が気がついていないか、開き直っているパターンです。

もちろん、言った本人が悪いだけってわけじゃありません。TRPGイベント開幕、手榴弾抱きかかえて、敵に突っ込んだら、「おい!」ってツッコミはいれたくなりますよね。

なんですが……右も左もわからず、手探りで初めてプレイした人や、キャラクターを楽しく演じたい人たちなどに「そういうことしてたらクリアできないだろ!」って言うのは、僕は違うんじゃないかなぁって思います。

一番おかしかったのは、仲間のサイコロの出目が悪かっただけで、「おい、しっかりやれよ!」は、ムチャクチャすぎるだろ……。って思いました。

あと、ゲームマスターが狂人の場合は、そのイベントには二度と行かない方が良いです。ただ自分も狂人ならオススメします。

っとこんな感じです。

ただ、注意してください。この人変だなって思ったあなたが変な人の可能性もあるのです。

困ったプレイヤーについてはこちらの記事をどうぞ→TRPG中に実際起きたことトラブル編:04困ったプレイヤー(TRPG以前の話)

 

まとめ

TRPGに限らず、コミュニティでは、色々な問題が起きます。結論から言うと、そういう場合は、別の場所に行ったほうがいいです。

TRPGは、例えば同じ『クトゥルフ神話TRPG』というゲームでも、イベント会場によって、色々な方向性があります。

ゲームを淡々とクリアしたい』、『ゲームマスターVSプレイヤー』、『エンジョイして馬鹿やってたい』、『アレンジしたルールがてんこ盛り』、『キャラクターになりきりたい』その他色々です。
なので、たまたま行ったTRPGイベントで、トラブルがあったからと言って、TRPG自体を嫌いにならずに、「どっちが悪いとかじゃなく、そこが自分にあわなかっただけ」と思い、別の場所や自分自身でTRPGをプレイしてくれるのが僕的に嬉しい限りです。

好き勝手やっていいわけではありませんが、TRPGは自由です。
是非、あなたなりのTRPGを追い求めてください。それがあなたのTRPG! ただ人とやるときは最低限のマナーは忘れずに!

 

 

==ルールブック==

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