〔7版〕新クトゥルフ神話TRPGのキャラクターってどうやって作るの? その4~名前やバックストーリー編~
では最後に、探索者であるキャラクターの名前や背景を考えていくのですが、あくまでもオマケってわけではなく、バックストーリーを書くことで、ゲームをプレイすることで重要な部分になる場合があります。
順を追って説明します。
前回の記事はこちら↓
新クトゥルフ神話TRPGのキャラクターってどうやって作るの? その1(7版)
新クトゥルフ神話TRPGのキャラクターってどうやって作るの? その2(7版)
新クトゥルフ神話TRPGのキャラクターってどうやって作るの? その3(7版)
今回の内容
【キャラクターの概要を決めよう】
・【名前(探索者名)】
・【プレイヤー(あなたの名前)】
・【職業】
・【年齢】
・【性別】
・【住所】
・【出身】
と埋めていくわけですが、基本的に自由で大丈夫です。
もちろん、『舞台がアメリカなのに、日本人のキャラ』だと突っ込まれてしまうので、そういう場合はシナリオに沿ってください。
ただし! 年齢だけは、各年齢によってステータスに修正などがかかります。
例えば、年齢が80~89歳にしたい場合、EDUの上達チェックを4回行います。
※1d100を振り、EDUより上の数値が出たら、1d10EDUが増える。
しかし、STRかDEXかCONから合計80ポイント減少させ、APPも25ポイント減少させなくてはいけません。
この年齢によるルールは場所によって採用していない場所もあるので、最初にKP(キーパー:ゲームマスターと同じ意味)に確認するのもいいかもしれませんね。
あと、ステータスなどに関係ないからといって、ぶっ飛びすぎた設定もダメです。
『陰陽師の末裔で式神を使える』などを書いてもKPが許可しない限りは『本人がそう思っているだけ』となります。
【バックストーリー】
次に探索者の背景である、バックストーリーを決めていきます。
・外見を決める『容姿の描写』
・探索者が硬く信じているものを決める『イデオロギー/信念』
・探索者にとっての『重要な人々』
・探索者にとって『意味のある場所』
・探索者が大事にしている『秘蔵の品』
・そしてこれらの中から、最も重要だと思うものに『★』のマークを付ける『キーコネクション』
です。
自分で考えてもいいですが、ルールブックに表があるので、そこから決めても大丈夫です。
・作ることでどういう意味があるのか?
バックストーリーを作ることで、自分の大事にしているものに触れることによって『正気度ポイントの回復』や、狂気に侵されたとき、本来大事にしているものが歪んでしまう『けがれ』などおきます。
これらがストーリー上で発生することによって、自分の中で『深みが発生』していくわけです。
【全体的な基本的な流れ】
①ステータスを決める
↓
②「この人、どんな人なんだろう?」と考える
↓
③それを元に職業を決め、技能にポイントを振り分ける
↓
④興味ポイントを技能に振り分ける
↓
⑤最後にキャラクターの名前やバックストーリー、装備品を考える
↓
⑥収入と財産や支出レベルなどを考えてもいいが、この部分をしっかりと使うシナリオに出会ったことはあまりない。
が基本的な流れです。
場所によってはバックストーリー作らないでゲームを進行するところもあります。
【キャラクターの作り方(その4)まとめ】
これにて新クトゥルフ神話TRPGのキャラクターシートの作成方法は終了です。
長いですけど、それでも作っているうちに楽しくなっていきます。
あと、当たり前ですが『自分に近しいキャラじゃなくてもよい』と僕は考えています。
別に、仕事ではないので『しっかりロールプレイしよう』と思ってしまうと楽しくなくなります。
あくまでもTRPGはゲームです。
上手い下手関係なしに、自分の楽しくなるキャラを演じるのがオススメです。
だって楽しいことしようとしているわけですから。
だからと言って人に迷惑かけるようなキャラは、プレイヤーごと追放されるのでお気をつけください!
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