ゲームマスターに必要なものってなに?-実践編-

自分がTRPGのイベントを開くことになり、場所も確保し、シナリオもあり、前回の記事で準備すべきことも書きました(※ゲームマスターに必要なものってなに?-準備編ー

今回は、実際TRPGのゲームマスターをして、これが大切だったなってことを紹介します。

あくまでも感覚は人によって違うので、参考程度に見ていただけたらと思います。

あと、一応クトゥルフではゲームマスターのことをキーパーと言うのですが、わかりやすくここではゲームマスターとするのと、オンラインではなく、オフライン基準での話をします。

【スタミナや健康管理】

今までで2回ぐらい、12時間休憩なし(プレイヤー入れ替え制)でクトゥルフのゲームマスターやったのですが、本当に倒れるかと思いました。どういうスタイルでやるかにもよるのですが(僕は基本、立ちながらです)、自分のスタミナは維持した方がいいです。

ゲームマスターは、TRPGに置いての柱なので、死にそうな顔してたらプレイヤーは心配します。

なので、基本的な健康管理もそうですし、自分が無理しないで楽しめるベストな状態(楽な姿勢、水や飴を手元に置くなど)でゲームマスターをしましょう。

【トーク力と空間づくり】

これ結構難しいというか、具体的言うのが難しいですよね。

話し手みたいになれってわけではなく、横柄な態度や高圧的な態度はやめた方がいいってことです(あと、極端に声が小さくて聞き取りづらかったり)

別に口下手でもよいのですが、やはり、楽しい空間なので、楽しい気持ちでいてほしいなと思いますし、もし緊張していたら、それを先に伝えても良いと思います。そうすることで、「不安なのは自分だけじゃないんだな」と参加者の方も思い、和やかな空間ができたりします。

で、絶対ニコニコしろってわけもないです。ホラーや特殊な空間を維持したい場合もあると思うので、そういうのは演出で決めてもいいです。因みにホラーな空間を維持できるのはかなり腕があるゲームマスターです。僕はないです。

【気遣い】

プレイヤーがシステム面などで困っていれば助けましょう。参加者がわからないことがあって、なにかあったときに質問したとします。その時に「いや質問しないで、ルールブック見てよ」っていうゲームマスターが結構います。
ベテランだらけの場所や毎回ならまだしも、たった1つの質問でこれ言われると傷つきますよね。こっちの知識不足なのは承知なのですが、僕がゲームマスターだとしたらそういうこと言いたくないなぁって感じですね~

また、そのイベント中に、どうしたらいいか、ルールがわからず、ついていけなさそうな人がいたら、その人を気遣ってほしいなと思います。あなたが気遣わないと、その人は一生わからないままその時間を過ごします。それって辛いですよね。まあ「聞けよ! 言えよ!」とか言うのはわかるのですが、そこは初心者卓だとしたら少し気にかけて欲しいなと思います。
僕も未だに、これはできてない部分があるので、日々是修行ですね。

【白旗を振る程度の力】

プレイヤーがリアル知識を炸裂し「この化学物で〇〇を使い、〇〇を合成し、〇〇を作りたいです」と明らかに、ゲームマスターがわからないことをしたとします。

『プレイヤーの知識=キャラクターの知識ではない』と言うのは置いといて、素直に「それはなんですか? どういうものですか?」聞いてたりしてもよいと思います。
ゲームマスターは確かに、王様ですが、知らないこともあるのは当たり前なので、素直に、そこは友達感覚として、聞いてもいいかなって思います。

他にも、シナリオなどで矛盾があった時や、シナリオの導入で、「~~の捜索を依頼されました」に対してプレイヤーが「行かない!」と言ったら、どうにか行く動機をこじつけてもいいし「行かないとシナリオが終了してしまうっす!」とメタいこと言って、お願いしても、僕は良いかなと。

まあ、これちょっとバランスが難しい問題ですけどね。ゲームマスターが作ったシナリオが明らかに「僕が考えたシナリオに、プレイヤーたちは僕の思うがままに動いてね!」というが、激しく匂うシナリオとかもあるので、何とも言えないのですが、『ゲームマスターが絶対偉い! 隙を見せない!』ってよりは、フランクな感じで『わからないことはわからない』と聞ける関係の方がそのTRPGは楽しいと思うんですよね(もちろん厳しく言うところは厳しく言うのは大事ですし、ゲームマスターが基本的ルールがわかないのは問題です)

【自分を王様と思わない精神】

これは僕個人の考えなのですが、ゲームマスターと言うのは進行&審判みたいなものだと思っています。
生放送のテレビの司会的な立ち位置に近いのではないでしょうか。素敵な番組を作るためにみんなで楽しむみたいな。

でもわりといるんですよね。『ゲームマスター=自分が偉い』と勘違いする人。

そういう人はどんどん横柄になっていきます。プレイヤーの何気ない質問に対して突き放すようにしたり、よくわからない自分ルールを押し付けたり、プレイヤーを人形のように扱い始めます。
こうなってくるとそのイベントのその後は、本当に一握りの人しか残らなかったなって思います。

でも、どうしようもないプレイヤーは注意したり、最悪、追放しましょう。あなたははジャッジメントですからね。

【まとめ】

以上です。細かくすればもっと色々あるのですが、これ以上細かくすると、かなり主観が入るので、これぐらいにします。でもやはり、言いたいことは『プレイヤーに目を向けてほしい』と言うことです。

クトゥルフ神話TRPG第6版には『そのTRPGの場が崩壊してしまうのは、ゲームマスターが、プレイヤーを人として扱ってないからである。大事なのはプレイヤーを友達として扱い、共に笑い、共に楽しいと感じあい、共に挑戦していくことである。その他のことは(ギミックなど)副次的なものに過ぎない』と書いています。

この言葉が凄い好きです。
別にゲームマスターをするときに、たどたどしくてもいいと思います。TRPGはゲームマスターとプレイヤーで楽しい時間と物語を作っていくものだと僕は思っているので、お互いに助けあえば、そこにギミックや技術がなくても良い物語が生まれるのではないでしょうか。

まあ、ギミックだらけの自分のイベントを全否定なのですが……。でも、主役はギミックやゲームマスターの僕ではなく、プレイヤーが主役なんですよね。

で、最後に。これはあくまでも僕の中でのゲームマスター理論なので、正解ではありません。人によっては、僕と正反対の考えの人もいますし、なので、これを見た人はあくまでもこの記事は参考程度にして、自分の中の『僕の中でのゲームマスター』を見つけてください。

人それぞれ、ゲームマスター性の違いはあります。それでいいんです。だってTRPGは自由ですからね。

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