STR(筋力)ってなに?(6版&7版)

2024年4月16日

クトゥルフ神話TRPGのキャラクターってどうやって作るの? その1で能力値(ステータス)について簡単に解説したのですが、もうちょっと詳しく解説します。

※今回の記事は、クトゥルフ神話TRPG(6版)と新クトゥルフ神話TRPG(7版)を比較する記事です。
購入する際はお気を付けください。

クトゥルフ神話TRPG6版と7版の違いってなに?

【STRの使い方】

STRとはStrengthの略で、筋力のことを指すステータスです。

このSTRは、クトゥルフ神話TRPGのキャラクターシートを作る際に、近接戦などの腕力を使った攻撃のダメージ量の計算……即ち、ダメージボーナスなどに関係していきます。

じゃあ、それ以外に使い道ないの?って話なのですが、そんなことありません。

例えば巨大な岩があって、道を塞いでいるとします。押したい、もしくは持ち上げてどかしたい……しかし、クトゥルフ神話TRPGの技能では、そんな技能はありません。
そんな時に、STRを技能として使います。KP(キーパー:ゲームマスターと同じ意味)の判断で1d100(100面ダイスを1回)振って、STR以下を出せば、岩を押すことなどが可能になります。

他にも、キャラクターがどのくらい重いものを持ち上げたり、押す以外にも、引く、しがみついていられるかなども表します。

・6版のSTRとは

3d6(6面ダイスを3回)を振った合計が値STRの数値です。

・7版のSTRとは

3d6(6面ダイスを3回)を振って、その合計値に×5をした値がSTRの値です。

別に6版より強くなったわけではなく、STRは1d100で判定することがあるので最初から判定しやすくなったわけです。

6版も7版もSTRの意味を比較すると、ステータスの作り方以外は変わらない感じです。

【その他の使い方】

僕が遊んだ場所では、KPの判断やプレイヤーの提案で、STRを使う場面がありました。
例えば、腕相撲で勝つ、コントロールや技術を無視して、砲丸を力強く投げたい、リンゴを潰したい。
あとこれは変化球かもしれませんが、STRを使って、自分の筋肉美を表現したい……など。

もちろんこれらは、絶対STRでできるよ!と言うわけではありません。ゲームマスターが違う技能などで振ってほしいという場合もあります。
しかし、STRはステータス上の飾りの筋肉ではなく、必要な時に技能としても使える、実戦的筋肉ということです。

と言うわけで、この記事を読んだ皆さんも、Let’sマッチョプレイ!

==7版ルールブック==
==ルールブック==

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