INTってなに?(6版)
クトゥルフ神話TRPGのキャラクターってどうやって作るの? その1で能力値について簡単に解説したのですが、もうちょっと詳しく解説しようと思います、の第8弾です。
今回はINTについて解説したいと思います。
INTとはIntelligenceの略で、知性のことを指し、6面ダイスを2回振って、その合計値に6を足して、数値を出します。
よく、勉強してなくても、機転がきいたり、頭の回転の速い人っていませんかね?。
そういう人たちは、やればできる子。理解力が早い……なんてのを言われたりします。
そういうのをクトゥルフではINTが高いと言います。
同じ、頭が良いでも、前回(EDUってなに?)紹介したEDUは、どちらかというと知識の話で、今回のINTは地頭の話になります。
INTが高いと、いかに早く物を学べる、記憶力がいい、物事キチンと分析できたりします。
例えば……。
ゲームマスター「では、今から店員が探索者に、カタンというボードゲームのルールの説明をします。では、100面ダイスを振り、INT×5以下の数値をだしてください」
プレイヤー「コロコロ……。成功です!」
ゲームマスター「では、あなたはカタンのルールを理解しました」
とか、例えば……。
ゲームマスター「現在52歳の探索者の目の前に、小学生の同級生と名乗る男が現れました。INT×3以下の数値をだしてください」
プレイヤー「コロコロ……。失敗です」
ゲームマスター「了解です。では、探索者は幼い時の記憶すぎて、その同級生と名乗る人のことを思い出せませんでした」
みたいな感じです。
他にも、INTは、技能にポイントを振るときに必要になります。
前回のEDUも技能のポイントにかかわっていきますが、INTも技能のポイントにかかわります。
何が違うかと言うと、EDUは職業にかかわるポイントしか振れません(例えば、探索者の職業が医師だった場合は、〈医学〉〈応急手当〉〈信用〉〈心理学〉〈精神分析〉〈生物学〉〈ほかの言語(ラテン語)〈薬学〉〈個人的あるいはその時代の特色的な技能としてさらに1つの技能〉〉)
しかし、INTは、どこでも(クトゥルフ神話技能以外)好きな技能にポイントを振ることができます。
何故かと言うと、EDUのポイントは『職業で鍛えた技能』に対して、INTは『趣味で鍛えた技能』だからです。趣味なので、どの技能にもポイントを振れるというわけですね。
じゃあ、INTの方が得やんけ!って思う人もいると思いますが、EDUの技能のポイントがEDU×20に対して、INTの技能のポイントはINT×10しかありません。
あくまでも趣味なので、振れるポイントも少ないというわけですね。
以上、少し複雑ですが、実際プレイすると凄い単純だったりしますので、是非、誰かと一緒に遊んでみたりしてくださいね。
どうでもいいですが、やればできる子ってなんだか『普段、力を隠しているみたい』で個人的にかっこいいなと思います。
でも、やればできる子と言われ、実際やらないまま大人になってしまうと、僕みたいにダメ人間になってしまうので、注意してください!
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