ドリームランドってなに?-世界観を紹介その1

2024年2月29日

ドリームランド……誰もが見る夢の世界で、そこはまるでファンタジーのような冒険ができる幻の大地。

そんなわけでクトゥルフ神話には、色々な架空の舞台が登場します。それを軽く紹介してしますので、SANチェックしながら見てくださいね!

今回紹介する舞台はこちら! 『ドリームランド』です。SANチェックしながら見てくださいとは言ったものの、夢と冒険が拡がるワクワクの世界です。

【もう一つの世界】

我々が生きている現実世界(覚醒の世界と言います)とは別に、夢の世界というものがあります。
それがドリームランドです。もう世界地図ばりに大きな大陸です。

【どういう世界なの?】

ザックリとしているのですが、剣と弓などが存在する、ファンタジー中世の世界に近いです。

【どうやって行くの?】

寝ていたら、うっかりドリームランドの世界に行っていることがあるみたいです。もしくはドリームランドに通じる場所から、物理的に通って行くのですが、めったには行けません。

因みに、若い時ほどドリームランドには行けるみたいです。
それは子供の時の方が、色々夢や妄想などを膨らませ、それがドリームランドに行くキッカケとなるのですが、大人になると現実を知っていくからです。

なので、一回ドリームランドに行けたけど、もう一回行けるかどうかはわかりません。

あと、物理的にドリームランドに行った場合は、現代の装備が、中世のような装備に変換されてしまいます(懐中電灯がたいまつに変わったりする)

【悪夢を見る】

通常のクトゥルフ神話TRPGでは、SANチェック(正気度ロール)して発狂すると、決められた狂気の症状があるのですが、ドリームランドでは狂気の症状はなく、替わりに『悪夢の効果表』というのがあります。

更に面白いのが、通常のクトゥルフ神話TRPGでは、『一時的発狂は1d100を振って、アイデアに成功したら発狂』に対し、悪夢は、『アイデアに失敗すると悪夢』を見ます。

【夢見る人】

覚醒の世界から、ドリームランドに来た人は『夢見る人』と言われます。俗にいう異世界冒険者です。

この夢見る人は、『夢見』という能力が使えます。これは『妄想の力を具現化する能力』です。
「剣が欲しいな」と思ったら、剣を召喚できたりします(もちろん、夢見の習得度と、物によって難易度は変わります)

【どういう場所があるの?】

普通に世界地図みたいな感じなので、たくさんありすぎて説明できないので、ちょっとだけ紹介します(ドリームランドのサプリに収録されている地図がまたかっこいい!)
サプリを紹介1-ラヴクラフトの幻夢境(ドリームランド)

<ウルタール>

猫を崇拝している小さな町で、そこら中に猫がいて可愛がられている。上手くいけば猫語をマスターできるかもしれないし、猫の中には人語をマスターしている者もおり、義理堅く接していれば、何かあった時に助けてくれる。

<カダテロン>

魔術都市。多くの魔術師が棲み、魔術の学校もある。

<セレファイス>

都市。この地域一帯は『時間』がないので、外部からなにかを加えない限りは建物が老朽化しないし、人々も歳を取らず、食べ物も腐らない。

<レン高原>

健全な人間なら絶対に近づかない台地。化け物がウヨウヨしていて、台地の一番高いところには「口にするのもはばかられる大神官」がいる。

<セレネル海>

色がクリスタルブルーの綺麗な海。

と、他にも、あと80以上の場所や都市などがたくさんあります!

【オリジナルの怪物たち】

覚醒の世界にも様々な神話生物たちがいます。
食屍鬼(グール)、ミ=ゴ、深きもの、ティンダロスの猟犬……と、語っていくとキリがないです。

ドリームランドにも神話生物たちがいます。その数50以上はいます。中には覚醒の世界で聞いたことがあるものもいると思いますが(食屍鬼など)、ドリームランドのほとんどが、ネットで調べてもでてこないです。

そんなわけで、粘土で作ってみました。

ウルハグ

人と同じ大きさで、腕の代わりにこうもりのような翼が生えている。

ウルル蟲。

人ほどある大きな虫で、手足は退化し、鼻で穴を掘る怪物。知能は動物程度。

火蟲

体長1.8cmから12メートルぐらい。自由に自分の身体を炎に変えることができる。

 

こんな感じですが聞いたことありますか?僕は全く知りませんでした。こんなマイナーな怪物たちがたくさんいます。

【呪文】

呪文などもオリジナルのものがたくさんあります。

特に一番好きなのは『タスのエメラルド投げ矢』『タスのエメラルド球』です。
簡単に言うと、魔法の弓矢と魔法の爆弾です。あまりクトルゥフ神話っぽくないのが逆に好きでした。

【まとめ】

ドリームランドを使った話はたくさんあるので紹介しきれないのですが、『ラヴクラフトのドリームランド』というサプリに大抵のことは載っていますし、ドリームランドを使った代表的な作品、ラヴクラフト全集〈6〉未知なるカダスを夢に求めて』も収録されています(というかラヴクラフト全集〈6〉はドリームランドのことを扱った作品ばかりです)

そんな感じで、かなり省略して書いていますので、詳しく知りたい方は是非買ってみてください。普通に面白いです!

では、皆さん、今から妄想を膨らませて眠りにつきましょう。おやすみなさいzzz

==ルールブック==

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