ヨグ=ソトースってなに?-神々を紹介その5
ヨグ=ソトース……一にして全、全にして一である存在。今回はこの神格を紹介します。
というわけで! クトゥルフ神話って言うぐらいなので、クトゥルフ神話TRPGにも様々な神がでてきます。
今回はクトゥルフ神話TRPGにでてくる『神々』を紹介しますが、文章だけでは味気ないし、どの画像を使ったらいいかわからないので、自分で作った粘土を使います。ヘタクソだけどお許しを!
神々を紹介する動画やブログはめちゃくちゃあるので、軽く説明して、実際にシナリオで絡ませてみたらどうなったかを紹介します。神々と言っても、その殆どが邪神なのでSAN値チェックしながら読んでくださいね。
今回紹介するのは、こちら! 『ヨグ=ソトース』(ヨグ=ソトホート、ヨグ=ソトトとも呼ばれています)
ラヴクラフト全集で結構名前が出てきますし、ヨグ=ソトースをメインにした話もあるので、かなり人気の神です。
今回の内容
【基本的なこと】
・宇宙を構成するプレーンとプレーンの裂け目に棲んでいる。
・あらゆる時間と空間に加え、過去・現在・未来を支配している。
・外見は玉虫色の集合体だったりするが、あくまでも形の一つにすぎない。
・地球の大気の中を、時速何百キロ、または何千キロもののスピードで飛ぶことができる。
・ヨグ=ソトースの出現と『空飛ぶ円盤』と呼ばれているものの目撃との間に、関連があるらしい(UFOはヨグ=ソトースということ?)
【崇拝する教団】
・魔術師たちの神であり、様々な教団が存在する。
・色々な魔術を与えてくれるが、その代価として、ヨグ=ソトースが破壊と略奪のために、地球へやってくるための道を開くことになる。
・タウィル・アトウムルという存在の姿をしている時のヨグ=ソトースには、最小の危険で交渉することができる(それでも危険はある)
【出典】
基本的な情報は、『クトゥルフ神話TRPG(6版)』や『新クトゥルフ神話TRPG(7版)』、『ラヴクラフト全集〈5〉』の『ダニッチの怪』に載ってます。その他、色々な作品にもその名前が登場します。
【ヨグ=ソトースに関する主観的な感想】
ここからは自分のイベントやシナリオでヨグ=ソトースを使った感想を紹介します。
・結構使い勝手がいい
人間の女性に近づき妊娠させたり、呪文を授けたりと、タウィル・アトウムルという姿で近づいてきたり、中々に人間とかかわりがある神だったりします。
邪神なので、敵のイメージがありますが、『チャールズ・ウォードの奇怪な事件』という作品では、ヨグ=ソトースと思われる存在が、とある医師に呪文を授けたりしています(その呪文の結果、世界征服を企む男の野望を阻止している)
なので、ヨグ=ソトースそのものに出会うと最悪、1d100のSAN値(正気度)が減ってしまうので中々出せませんが、それに近い存在や、呪文などをこっそり教えたりすれば、シナリオに関わることは可能かと思います。
・邪神とのハーフを作れる
中二病みたいな話ですが、クトゥルフ神話で、邪神とのハーフが存在します! 『ダニッチの怪』という作品に出てくる、ウィルバー・ウェイトリーです。
彼は幼い時から、既に大人顔負けの知性を発揮し、スクスク成長していき、周りから恐れられる存在と化してきます。
流石に、プレイヤーが扱う探索者として使うには、難しいですが、シナリオを作る際に、ヨグ=ソトースとのハーフのNPCや、ヨグ=ソトースとの子を身ごもる女性NPCなんてキャラクターをだすことができます。
「邪神とのハーフだなんてってチート過ぎない?」って思うかもしれませんが大丈夫です。このウィルバー・ウェイトリーは、結局、犬に殺されるレベルなので大丈夫です。
【まとめ】
以上です。
最初に書いた『空飛ぶ円盤』と関わりがあるとのことですが、僕らがUFO(と思われる存在を見かけた時)それはヨグ=ソトースが女性を物色しに、夜な夜な空を飛行しているのでしょうか?
答えを知りたいのですが、狂気の先に進みそうなので、これ以上は追及しないことにします。
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