猫ってなに?
ネコ(猫)は、狭義には食肉目ネコ科ネコ属に分類されるリビアヤマネコ(ヨーロッパヤマネコ)が家畜化されたイエネコ(家猫、Felis silvestris catus)に対する通称である。イヌ(犬)と並ぶ代表的なペットとして日本を含め世界中で広く飼われている。
より広義には、ヤマネコやネコ科動物全般を指すこともある。
以上、Wikipediaさんからの引用でした。
今回の内容
クトゥルフ神話において猫は重要
普段ペットショップや、野良猫や、誰かの家で見かける猫。この猫と言うのはクトゥルフ神話と大きな関わりがあります。
そもそもラヴクラフト自身が猫がかなり好きで『犬と猫』というエッセイで、猫のことをかなり褒めています。
ラヴクラフト全集1でも猫は主人公の相棒として、索敵能力に優れた力を発揮します。
他にもドリームランドと呼ばれる別世界では、猫を殺していけない法律がある街があったり(ウルタールの猫)、猫の神殿があったり、猫の将軍が猫の軍隊を率いれ、行軍したりと、かなりの活躍をしています。
※ドリームランドとは、現実の世界とは別にあるファンタジーの世界だと思ってください。詳しくはクトゥルフ神話TRPG ラヴクラフトの幻夢境をどうぞ。
当記事でも紹介しています→ドリームランドってなに?-世界観を紹介その1
クトゥルフ神話TRPGの猫とは?
そんな猫ですが、クトゥルフ神話TRPG(第6版)ではどうなのかというと、動物の欄にデータが載っていません。新クトゥルフ神話TRPG(7版)にもありません。
え、なんで? あんな重要な動物なのに? なんで?って思ったら、『ラヴクラフトの幻夢境』に、神話生物たちと一緒に載っていました。なんでだ?
クトゥルフ好きな人に聞いたら、「ラヴクラフトが、知性のあり品格のある動物と思っているので、動物というカテゴライズではないのでかもしれません」という意見をもらいました。
確かになぁ。だとしたら確かに憎い演出です。猫と言うのはあくまでも動物に見えるかもしれませんが、違う星からきた、一つの種族で、我々を観察しているのかもしれません。
データとしてはそこまで強くはないのですが、僕が以前やったフリーシナリオではここぞって時に助けてくれたり、物語の立ち位置として、『なんかやってくれる雰囲気』はありますね。
因みに、闇に囁くものでは、犬が活躍します(ルールブックでは犬はただの動物です)僕の個人的な意見ですが、原作のクトゥルフ神話って、犬と猫と銃がメインウェポンなイメージな気がしますが、どうなんですかね(しょっちゅうでてきてはいないのですが、そんなイメージ)
そんなわけで、猫でした。皆さんも、どこかで猫を見るときは、崇拝してみると、後で良いことがおきるかもしれませんよ(猫語が習得できるかもしれません)
最後にラブクラフトのエッセイ『犬と猫』の一部分を抜粋して締めます。
『美しさ、冷静さ、超然とした態度、落ち着き、尊大さ、飼いならしえない支配者的風格、静かに滑るように歩む猫。このような完全無欠さを半分でも備えた生き物が、他にいるだろうか?』
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