8月8日クトゥルフ神話TRPG主催体験レポ
実際に、クトゥルフ神話TRPGに興味を持ち、「やってみよう!」と思ったものの、周りにできる仲間が見つからず、しかしいきなりネットで仲間を見つけたり、直接イベントに行くのは初心者には敷居が高い…。
そんな不安を抱えている人もいるかもしれません。
当ブログ、【初心者のためのクトゥルフ神話】では、定期的に初心者向けクトゥルフ神話TRPGのイベントを開催しています。
しかし、「どんな感じでやってんだよ! こちとら中身を知りたいんじゃい」と思われるかもしれません。
そこで、この記事では、実際にイベントの様子をざっくりと書いて、そういった不安を取り除く手助けができれば幸いです。
というわけで、8月8日はクトゥルフ神話TRPGを主催しました。
今回の内容
参加者は、男性2名 女性2名
今回は新規の方が4名参加してくれました。
ナイフが使えるだけの普通(?)の探偵、丁寧な口調の殺し屋、イケメンだけど仮面を被っている怪しい医者、豆腐メンタルなインテリヤクザという皆が皆、個性的なメンバーでした。
初心者でもワイワイ
今回のシナリオは、山の中を舞台にし、夏をイメージする物で戦い、夏を封じ込める化け物と戦うシナリオです。
参加者の方全員が初心者やTRPGが初めてと言うこともあり、手探り感があるスタートだったのですが、序盤で亡者がワラワラと出現するところでインテリヤクザが発狂。そこで笑いが起き、みんなリラックスしながらノリノリでロールプレイを演じていました。
探偵が「いったん引こう」と全員を逃げ、一息ついたところで探索者全員が自己紹介。
一人一人キャラで自己紹介している中で、インテリヤクザはずっと恐怖で震えているというロールプレイをしているのは、見ていて楽しかったです。
意味のある無駄なシーン
流れで探偵がリーダーみたいな感じになり、リアルアイデアを発揮しながら、みんなを引っ張っていきます。
更に戦闘になった瞬間、この探偵が殺し屋よりもナイフの扱いや戦闘能力が上と言うことになり、殺し屋が「あんた一体なにものなんだ……」と驚くロールプレイをし「ただの探偵さ……」と探偵はロールプレイで返しました。
その瞬間、プレイヤー内で「絶対ただの探偵じゃない(笑)」、「江戸川コ〇ンだろこいつーwww」と楽しい雰囲気が生まれました(その間、インテリヤクザが本日二度目の発狂をして、ずっと震えている)
こういうシーン結構面白いですよね。
淡々とクリアするのも楽しいのですが、お互いのキャラに色付けがされ、キャラに深みがますのも見ていて楽しいです。
今回は、こういうシーンが結構多く、キャラクター同士がバランスよく目立っていて面白かったです。あと、医者の格好(マスク)などもツッコまれていていました。
全てがバランスの良いパーティー
殺し屋が仲間内でムード―メーカーになり、探偵がシナリオクリアの提案をし、医者が全員の補佐や回復を担当し、インテリヤクザが攻撃していき、バランスよく進んでいったので、サクサクと物語は進んでいき、ラスボスも陣形を組んで、無事に撃破しました。
最後の一撃は、探偵がナイフで敵を一刀両断したためプレイヤー内で「やっぱりただの探偵じゃないwww」と一同笑いました。
こんな感じで、ラスボスを倒したのですが、プレイヤーがラスボスを倒した後もキャラ同士で今後のことについてロールプレイしてくれたのは楽しかったです。
殺し屋「これで元の日常に戻れますね」
医者「そうですね」
探偵「僕は依頼者にこの山はやめた方がいいと伝えます(依頼で山を調査してほしいと言われていた)」
インテリヤクザ「俺はもうヤクザをやめる……(上の命令で、この山が死体を埋めるかに適しているかを命じられた)」
というオマケをやってくれてとても満足でした。
まとめ
とまぁ、皆さんイキイキとロールプレイしてくれたのですが、演劇のように本気で演じていたわけでもありません。
あくまでも日常の会話と同じテンションですが、だけど、そこには探索者一人一人のキャラというものが見えてきました。
正直、TRPGにおいてロールプレイは必須ではありません。
しかし、あったらあったで良いスパイスになります。
もちろん、無理に演じるとシンドイので、淡々とやっていても楽しめるよってことを言いたいです。
詳しくはこちら→ロールプレイってなに?
TRPGのイベント場所によって1つ1つ空気感が違います。
本気でロールプレイするところもあれば、淡々とクリアする、ゆるくロールプレイする場所もあります。
そういう場所や参加者によっての違いを知り、自分の好みのイベントで楽しく遊んでいただけたら嬉しいです。
以上、レポっす! いあいあ!
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