インスマスってなに？-世界観を紹介その２
インスマス……不気味な影が蠢く滅びと禁忌の見捨てられた町。
そんなわけでクトゥルフ神話には、色々な架空の舞台が登場します。それを軽く紹介してしますので、ＳＡＮチェックしながら見てくださいね！
今回紹介する舞台はこちら！ 『インスマス（またはインスマウス）』です。
クトゥルフ神話では代表格といっても過言ではない舞台の一つです。
今回の内容
【どういう町なの？】
マサチューセッツ州北部沿岸にある漁村で、殆どの建物が無人、化け物の棲みか、または化け物との混血の人間がいます。
荒廃していて、経済も衰退し、ガスや電気を利用できるにも関わらず、ろうそくの光、暖炉などを頼っている者が多いです。
春と秋は１０度～２０度、１０月下旬～１１月には初雪が見られ、冬は－２度～４度になります。
【どうやって行くの？】
アーカムからハイウェイ１号線に乗り、標識のない交差点を曲がって北へ進めば到着しますが、普通の地図にも載っていなければ、案内書にも記載されていない忌み嫌われた町です。
【どういう住民がいるの？】
一言で表すなら名状しがたい冒涜的な人達しかいません！
・インスマス面
このインスマス面（づら）という単語きいたことありませんか？
住民の多くは人間なのですが、その中には、よく見ると目は離れ、前かがみの姿勢、鱗上の皮膚となり、どことなく魚っぽい見た目をし、魚臭い住人がいます。
これは深きものと人間との混血児のため、こういう見た目になっています。
インスマス面の住人は最終的には深きものとなり、海に帰っていく者もいます。
・魚人たち
深きものと呼ばれる種族です。町の人目を忍ぶ場所や海の中にいます。
この町は通常の人間（といっても後にインスマス面になる）、インスマス面、深きもので構成されています。
・謎の化け物
町の至る所に、深きもの以外の奇妙な神話生物がいます。無人となった荒れた町は棲みかにするには丁度いいのかもしれません。
・その他
酔っ払い、街の外から来たもの、オカルトサイコパス医師、潜入捜査官、インスマスに復讐を誓う者など、インスマス勢力側以外にも様々な人物がいます。
【どういう場所があるの？】
なんやかんやで色々な場所がありますが、ほぼすべての場所がロクな所じゃありません。
クトゥルフ神話ＴＲＰＧインスマスからの脱出に詳しい地図や場所が事細かに書かれていますので、こちらのサプリの購入をオススメします。
＜ダゴン秘密教団＞
インスマス観光名所と言えばまずここです。
ここでは深夜、９０名以上の信奉者、インスマス面、深きものが集まり、ダゴン、ハイドラ、クトゥルフを崇拝する儀式がおこなれています。
中には３メート以上のクトゥルフ像や、水に纏わる芸術品が多数展示してあり、まさにクトゥルフ教の総本山です。
＜マーシュ邸＞
町の指導者の家。宮殿のように豪華な作りで、美しく手入れされた土地や庭園があります。
＜ギルマン・ハウス・ホテル＞
インスマスで唯一営業している５階建てのホテル。
非常階段がなく安全基準違反となっており、部屋の中は埃っぽくボロボロでむき出しの電球、掛金のないドア、バスルームは共用と粗雑な作りです。
また、この町を詮索する者には永遠の眠りをルームサービスしてくれます💀
＜悪魔の暗礁＞
日中よそ者がここを訪れると住人にずっと監視され続けます。
夜に訪れるとショゴスや深きものに殺されます。
＜ファースト・ナショナル食料品店＞
癒しです。この腐敗と憎悪が渦巻くインスマスにおいて、アーカム出身のブライアン・バーナム君が切り盛りしているスーパーマーケットです。
彼は快活で愛想よく、インスマスについて知っていることを話してくれ、地図も書いてくれます。それ処か「あまり詮索しすぎない方がいい」と警告もしてくれるナイスガイです。
【行くのはオススメしない！】
こういったインスマスの情報を知った時に、怖いと思う人もいれば、それでも怖いもの見たさで行く人はいます。
廃村や廃墟、ホラースポットマニアなんていますからね。
しかし、こういった人たちはたいてい、朝を迎えることなく行方不明になります。
【色々な作品になっている】
あまり人気すぎる街のため、漫画、映画、ドラマ、日本でもリメイク、歌やショートフィルムにもなっています。
原作はインスマウスの影で、これを読んでもちょっとした観光気分を味わえます。
【まとめ】
正直紹介しきれません！
まだまだ、闇が深すぎモリモリな町なので、様々な不気味さが渦巻き魅力的です。
もし、この紹介で魅力を感じたあなたは、サプリや原作などを読んで頂き、インスマスへの探求心を愛でて頂けたらと思います。
ただ、ここまで魅力を感じるということは、あなたもまた海に深く帰るものなのかもしれません。いあいあ……。
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