ゲームマスターってなに?
一言で言ってしまうと【ゲームの進行役】です。
例えば……
「あなたの目の前に、巨大なヒグマが現れました。
そのヒグマは体長2メートルほどあり、体重は100キロ以上ありそうです」
さてどうします?
って今みたいに、状況を説明し、プレイヤーに判断を委ねる人です。
ゲームマスターの仕事は、物語の状況を説明し、進行、または困っているプレイヤーにそれとなくヒントを出し、誘導などします。
【ゲームマスターはやることが多い】
他にも、物語に応じて、アイテム、ダンジョン、モンスターなどを用意したり、プレイヤー以外の登場人物を演じます。
そして、ゲームマスターはゲームの進行役であり、そのゲームにおいて、絶対的な存在(王)であることのが大きな特徴です。
例えば、さっきのヒグマの例で言うと、ゲームマスターの状況説明に対し……
プレイヤー1「じゃあ、登れそうな木を探してもいいですか?」
プレイヤー2「熊が逃げるように、火をおこしたいので、燃えそうな木はありますか?」
プレイヤー3「熊に魂の説得をしてもいいですか?」
とプレイヤーが好きなように提案をしてきます。
このような提案に対し、アドリブで対応するのが大きな役割の一つです。
良い案に対しては、その提案を受け入れ、あまりにぶっ飛びすぎたり、卑劣な提案にはNGをださなくてはいけません。
【ゲームマスターも人それぞれ】
どこまで受け入れ、どこまでNGかはゲームマスターの裁量に委ねられ、ゲームマスターの個性がでます。
プレイヤーの案を採用したり、適切な理由で提案を断るゲームマスターはもいれば、逆に、プレイヤーの提案を、理由もなく断ったり、自分の主張を押し付けるだけのゲームマスターもいます。
ただ、ゲームマスターは王様なので、「駄目」と言えばそれは『駄目』になります。従わなければなりません。極論で言うと、ゲームマスターがキャラクターに「あなたは死にました」と言うと、そのキャラクターは理不尽だろうがなんだろうが死亡します(そんな場面はめったにありませんが)
あくまでも絶対的な神に近い王様なのです。
でも、自分の主張ばかり押し付け、プレイヤーの話を聞かないゲームマスターは暴君となり、そのゲームは崩壊し、人は離れていきます。
素敵なTRPGができるよう、名君の元で是非プレイしてください。
今まで自分が体験したゲームマスターとかについては、また違う記事で書こうと思います。
いやーいろんな王様がいるんですよ……。
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